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女性の薄毛の原因

最近では薄毛に悩まされる女性が増えていますが、女性の薄毛で多いのは「びまん性脱毛症」「分娩後脱毛症」の2種類です。

びまん性脱毛症は分け目のあたりの薄毛から始まり、放置しておくと頭全体に薄毛が広がっていきます。びまん性脱毛症は加齢や生活習慣の乱れ、ストレス、ピルの利用などによるホルモンバランスの乱れ、また食生活の乱れや女性に多い食事制限だけをするダイエットによる栄養不足、さらに不適切なヘアケアなど様々な原因が考えられます。

分娩後脱毛症は産後(もしくは妊娠中)の女性の多くが抜け毛に悩まされるのが主な症状です。そもそも女性は妊娠すると「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類の女性ホルモンが多く分泌され、エストロゲンには髪を成長させる働き、プロゲステロンには妊娠を継続する働きがあります。つまりエストロゲンの作用により妊娠中に体毛が濃くなることを感じる人が多いのです。しかし産後にこの女性ホルモンの分泌量が一定量に戻ることから妊娠中に抜けなかった毛が一度に抜けるという仕組みです。

女性が起こりうる他の脱毛症と比べると「分娩後脱毛症は対策をせずに放置しておいても自然に治る」という特徴があります。しかし育児ストレスや家事の疲れなどが原因で抜け毛が治まらず他の脱毛症を併発することもあるため、一日10分だけでも自分が楽しめることをみつけて行い、周囲の人の協力を得て十分に休息をとることが重要です。

女性の薄毛対策

基本的に女性の薄毛は原因を特定して対策をすれば男性の薄毛よりも治りやすいと言われており、軽度の薄毛であれば生活習慣を見直すだけで治ってしまう人もいます。

そして病院で治療を受ける場合は髪にハリを持たせる効果のある成分が含まれた内服薬や抜け毛を減らすための漢方薬や塗る育毛剤が処方され、これらを使いながら日々の生活習慣を見直すことで症状の改善がかなり期待できるでしょう。

生活習慣の見直しとは、例えば食生活の面では頭皮に皮脂を多く分泌させる原因となる肉類や揚げ物類の食べ過ぎには注意すること、そして女性ホルモンを増やす効果のある食品を取り入れることがおすすめで、大豆に含まれている「イソフラボン」は女性ホルモンと同じ働きがあり、髪を増やす効果が期待できます。またナッツ類に多く含まれる「ビタミンE」は全身の血流促進効果が期待できます。

またストレスは全身の血流を悪くするだけでなく、頭皮に皮脂を多く分泌させる要因となるため溜め込まないこと、そして毎日行うシャンプーでは洗浄力の優しいシャンプーで指の腹を使って頭皮をマッサージしながら洗うと頭皮の血流を改善することができます。

ちなみに最近では病院で髪を成長させる成分(成長因子)を頭皮に直接注射する治療を行う病院が増えてきました。この治療方法は内服薬を使った治療よりも早く確実に効果を期待できるため、気になる人は一度病院に問い合わせてみることをおすすめします。

女性の薄毛を改善する方法まとめ

女性の薄毛を改善する方法は以下の2つが基本です。

  • 女性ホルモンを増やしてホルモンバランスを整える
  • 頭皮の血流改善と毛髪の栄養補給

女性ホルモンを増やすには生活習慣の改善や食生活の見直しが基本ですが、頭皮の血流改善や毛髪の栄養補給は、病院で薄毛治療を受けるか育毛剤を使用するなど頭皮ケアをサポートすることで早期に改善できます。

現在では薄毛で悩む女性も増加していることもあり、女性専門の毛髪クリニックや女性用育毛剤も増えてきています。病院での薄毛治療と育毛剤による自宅療法のメリット・デメリットを紹介しますので参考にしてくださいね。

病院での薄毛治療のメリット

女性に多い「びまん性脱毛症」や「円形脱毛症」などは原因をつきとめることができれば男性の薄毛よりも治りやすいため、自分で対策をするよりも速やかに病院で治療を受ける方が症状を早く改善できるでしょう。多くの人が半年程度治療を続けることで何らかの効果を得ることができると言われています。

病院と言えば内科や皮膚科などの一般診療科、もしくは薄毛治療の専門病院に相談する方法があります。「専門病院だと男性と顔をあわせる可能性もあるから抵抗がある」という人もいると思いますが、毛髪専門クリニックの場合プライバシーに配慮して完全予約制や個室制など他の人と顔をあわさないように工夫された病院が多いので心配はいりません。また女性専用の病院もありますのでぜひおすすめです。

病院での薄毛治療のデメリット

女性の薄毛を病院で相談する場合のデメリットは費用が高額になることです。男性も女性も薄毛治療はほぼ保険が適用されず、一般病院よりも専門病院で相談すると費用はさらに高くなります。そして治療は1度だけではなく、一般の病院は2~3か月に1回程度、専門病院は毎月1回程度は通院しなければならず、内服薬を処方されると専門病院の場合は1回2万円程度かかります。

さらに内服薬を服用したことで稀ではありますが、頭痛やめまい、また外用薬では頭皮がかぶれたりする副作用もあり、このような症状があれば使用を中止してすぐに病院に相談しなければなりません。

病院での薄毛治療がおすすめな女性

薄毛に悩んでいる女性で「自分で育毛剤を使って対策をしてきたけど症状が改善しない人」、「髪全体のボリュームがなくなってきた人」、「一日でも早く薄毛を改善したい人」などに薄毛治療はおすすめです。

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女性用育毛剤のメリット

市販されている育毛剤を使って女性の薄毛を改善させることは十分に可能です。塗るタイプの育毛剤の場合は高いものだと1本数万円するものがありますが、それでも病院での治療と比べると費用が安いのがメリットです。

また育毛剤には男性用、女性用、男女兼用があります。育毛剤に含まれている成分によっては女性が使えないものもあるため男性用を使う場合には細心の注意が必要です。しかし女性用の育毛剤は主に髪に栄養補給ができる優しい成分が多く含まれているため、副作用の心配はほとんどありません

女性用育毛剤のデメリット

女性用育毛剤は男性用育毛剤のように即効性のあるものはほとんどなく、効果が出るまでに時間がかかることが多いのがデメリットです。少なくとも3か月、そして1年以上使うことも考えて費用面でも支払っていけるものを選びたいです。また育毛剤を使いたいけど効果が心配な人、お肌が弱くて心配な人はインターネット通販で購入できる育毛剤の中には「全額返金保証」が付けられたものもありますので、このようなものを利用してもよいかもしれません。

女性用育毛剤がおすすめな女性

女性用育毛剤は「最近分け目の周囲の薄毛が気になり出した人」、「病院治療ほどお金をかけたくない人」、「忙しくて病院へなかなか行けない人」におすすめです。

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